標語(MOTTO)
 Read, See & Think. (RST)
 
 読んで、見て、そして考えよ。  
 
 
 
 
 
1 読む(Read) 
 
「読む」とは、多くの本を読み、多くの知識を得ることのみを意味しない。「読む」とは、言葉を媒介として「意味するもの」と「意味されるもの」との関係を理解し、語・文・節・章・本の中で、「何が、どのように表現されているか」を学び知ることである。「読む」ことは“interpretation" することであり、欧米諸国の中・高等学校の国語・外国語教育の中で、"interpretation"が如何に重要視されているかは言うをまたない。   

2 見る(See) 
 「見る」とは、「読む」ことと同様に、視覚に入る全ての物の中に
「意味するもの」と「意味されるもの」との関係を知り、sign(記号)としての人・物・諸現象が「何を、どのように表しているか」を認知し、人・物・諸現象よりなる世界の真の姿を洞察しようとすることである。「人は見者にならなくてはいけない。」とは、こうした「見る」ことにかかわって言われた言葉である。   
  
3 考える(Think) 
 「考える」ことは、「読み」「見る」作業の中に既に含まれる。読み、
見て知り、行動することでわれわれの中に培われた経験という能力に基づいて考えるとき、初めてそれは真に考えることになるであろう。往々にして、読むことも、見ることも、十分にすることなくなされた一人の考えをもって「自分の考え」と言う者がいる。これは大きな誤りであるとともに、こうした考えには何ら発展性がない。