お知らせ

校長の部屋へ ようこそ

 

本校の教育理念は、「国際社会で必要とされるグローバルリーダーの育成」です。

和国生は幅広い学びや活動を通して、自分で考え自分で行動できるよう成長していきます。

いまの自分に満足せず、新たなことにも挑戦して真のグローバルリーダーになってもらいたいと思います。

    The only failure is not to try.  

     「失敗を恐れず挑戦すべし」

和国生の今後の活躍にぜひ御期待ください。

 

                  

                                             

                       校長  堀 尚人

日誌

校長日誌

3学期が始まりました

本日始業式を行い、3学期が始まりました。                                               始業式では、図書表彰を行いました。本校入学以来300冊以上の本を読んだ生徒を「スーパーレジェンド」、200冊以上読んだ生徒を「レジェンド」、100冊以上読んだ生徒を「キング」、50冊以上読んだ生徒を「マスター」として表彰しました。なかなか読書から遠ざかる高校生もいる中、本校生徒は部活動や学習をしながら本をたくさん読んでいます。インターネット等からの知識を得ることも一つの手段ですが、読書から得るものは大変大きなものがあります。この習慣をぜひ継続してください。

 

3学期始業式校長講話 

皆さん、新年明けましておめでとうございます。まずは大きな事故もなく、こうして3学期を迎えられることを大変嬉しく思います。冬休みはどうでしたか。充実した時間を過ごせましたか。皆さんの中には家族で帰省したり、地元の神社やお寺に出かけ、お参りした人もいるかと思います。

特に受験を控えている3年生諸君は、受験に成功するよう神仏に手を合わせた人も多いと思います。3学年主任の藤井先生も皆さんのために多くの神社をまわったとおっしゃっていました。

みなさんこれは私が作った「合格祈願のダルマ」です。先日PTAの研修で川越に出かけた折に、3年生の合格を祈って作ったのがこのダルマです。

ただ、神仏に手を合わせただけでは受験は成功しません。皆さんの自身の頑張りが一番大切です。皆さんの検討を祈っております。

それでは、新年に当たり私から一つお話をします。

1学期の始業式に「何事にも失敗を恐れずにチャレンジしてもらいたい」といお話をしました。新年に当たりこのことをもう一度お話ししてみたいと思います。

先日読んだ池上彰さんの本にこんなことが書いてありました。

皆さんは、ネアンデルタール人という言葉は聞いたことがあると思います。ネアンデルタール人は、旧人の一種で約40万年前から4万~3万年前ごろまで、ヨーロッパや西アジアに住んでいましたが、絶滅しています。一方、私たち現生人類(ホモ・サピエンス)は、アフリカを起源として約10万年前から3万5000年にかけて進化し、世界中に広がっていきました。

なぜネアンデルタール人が滅んで、現生人類は滅びなかったのか、いろいろな説があります。ある学者は、ネアンデルタール人は一度住み着いた場所に何万年も住み続け、決して移住せず、新しい技術を生み出さず、生活をまったく変えなかった。一方で現生人類は、新天地を目指してどんどん移住し、新しい道具を生み出し、様々な環境に適応していった、と言っています。

現生人類は、陸地が見えなくても「海の向こうには何があるのだろう」と未知なる冒険を続け、仲間と協力しながら、生き延び、そして今の私たちにつながっていったのです。

ここから何が学べるかというと、現状に満足せず、常に新しいものや未知なるものに挑戦することの大切さだと思います。

何か初めてのことや大きなことをするには失敗もつきものです。皆さんも、失敗を恐れずにチャレンジしてみてください。失敗から学び、成長することができるというポジティブな考え方を持つことが大切です。

とかく、失敗したらどうしょうとか、自信がないから始められないとか、思いがちです。しかし、成功するためには、失敗を恐れずにリスクをとることも必要不可欠です。そこから得られる教訓や経験は皆さんを強くし、成長させます。また、自分を信じ、挑戦することで、新たな可能性や才能を発見することができるかもしれません

  The only failure is not to try.     失敗を恐れず挑戦すべし 

  皆さんの頑張りを期待しています。

新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。日頃より本校の教育活動に際して、多大なるご支援、ご協力を賜り感謝いたします。

2025年が明けましたが、世界各地で争いが絶えません。今年こそ平和が訪れることを期待してやみません。

本校も国際高校として、国内のみならず、より海外に目を向け、様々な課題に対し、どう解決していくかを、生徒たちと考え、行動していきたいと考えております。

本年も変わらぬご支援・ご協力をお願いいたします。

 

                               埼玉県立和光国際高等学校

                                   校長 堀 尚人

 

Happy New Year. We would like to thank you for your continued support and cooperation in our educational activities.

2025 has dawned, but conflicts continue to occur all over the world. We hope that this year will bring peace.

As an international high school, we would like to look not only at home but also overseas, and think with our students about how to solve various issues and take action.

We ask for your continued support and cooperation this year.

 

                             Principal of Wako kokusai high school

                                                                                                                                        Naoto Hori  

 

2学期が終了しました

昨日の終業式をもって2学期が終了しました。
生徒たちは日々の学習のうえに、学校行事や部活動を全力で頑張っています。そのことが生徒を大きく成長させます。今学期もそのような生徒が多く見られました。日頃より本校教育活動に対してご支援ご協力をいただいていることに改めて感謝申し上げます。 

                  

 【2学期終業式校長講話】 

第2学期も今日で終了します。皆さんにとって、この4カ月はどうでしたか。

 皆さんは、勉強を中心にしながら部活や学校行事によく頑張ってくれました。皆さんが輝く場面を多く見られたことはたいへんうれしく思います。

さて、本日は「自分の良いところに目を向けよう」という話をします。

私は、皆さんの授業や学校行事や部活動を見てきましたが、自分をさらけ出して頑張っている人もいる一方で、素晴らしいものを持っていますが、自信がなく、それを出しきれない人もいるのではないか、という気もします。

皆さんの中で、例えば「自分は勉強もスポーツも苦手で何も良いところがない」とか、あるいは「自分は地味なのであまり目立たないし、友達とうまくやれない」と思っている人はいませんか。多くの人は、このようにどうしても「できないこと」「苦手なこと」に目が向いてしまうものです。

ただこれは、皆さんだけではなく、多くの日本の高校生はこのような傾向があるようです。高校生の満足度、自己肯定感の調査(2018)によると、韓国、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、スウェーデンの若者と比較すると「自分自身に満足している」という割合は日本が最も低かったです。他の6か国はみな70%以上でしたが、日本は45.1%でした。

また、これは高校生だけではなく、とかく日本人全体に当てはまるようで、日本人は物事をマイナスの方向に考えてしまう傾向があるようです。

日本は、環境破壊が進み、学校、家庭社会に虐待や貧困が進み、犯罪が横行している、などと考えている人もいます。しかし、例えば、世界の中では、飢餓で医療も受けられない人も多く、思想、学問、職業用選択の自由は事実上、無いに等しい国も多いです。それに対して日本は飲料水や電気などは当たり前のようにあり、誰でも教育を受けらえます。まさに日本は暮らすには「天国」であると言っていいくらいです。しかし、日本人は自分のすぐ近くのことだけを見て、否定的に考えてしまう傾向があるようです。 

ここで、皆さんは、自分のマイナスの面ばかり目を向けるのではなく、「勉強は苦手だけど、部活が好きで一生懸命取り組んでいる。」とか「地味で目立たないけど、人に優しく接することができる。」というふうに自分の「いいところ」「得意なところ」「できるところ」に目を向けてみてください。そうすることによって、自分に自信がつき、これからの皆さんの人生も良い方向に進んでいくと思います。

皆さんは大変すばらしいものをもっています。例えば、英語ということに目を向けますと、先日外国語科のGPの発表会がありましたが、ひとりひとりが社会の諸課題に対して自分事としてとらえ、解決していくにはどうしたらよいかなど、さまざまな文献などにあたり、英語でまとめていました。ここまで内容のあるものを英語で書ける人はあまりいません。皆さんはもっと自信をもってください。また、本校は普通科を含め、英語で授業を行い、英語が身近にあります。これは本校が名実とも国際高校であると胸を張ってアピールできることです。

最後に、冬休みに入るにあったって、それぞれの学年の皆さんにお話しします。

3年生にとっては、いよいよ受験本番です。いろいろと心配なこともあるかもしれません。そんな時は、いままで勉強してきた教科書、参考書、ノート等を積み上げてください。きっとこれだけやったという満足感があると思います。焦らず、でも毎日着々と日々の勉強をこなしてください。先ほどの話ではないですが、なかなか成績が伸び悩むと、第一志望を諦め、安易な方向に進む人がいますが、自分自身に自信をもって、自分の希望を貫いてください。心と体の健康管理をしっかりして頑張ってください。 

2年生は修学旅行が終わりました。皆さんどうだったでしょうか。海外で言葉もなかなか通じず困った人もいるかもしれません。一方で、自分の英語も使えるな、と思った人もいるかもしれません。きっといろいろな意味で、一回り成長したと感じている人も多いのではないでしょうか。さて、修学旅行も終わり、これからは、いよいよ具体的に進路のことを考える時期になりました。周りが大学に行くから自分も、というのではなく、自分自身の将来のことを真剣に考えてもらいたいと思います。

1年生は、ダンス発表会を見させてもらいましたが、クラスごとに工夫をこらし、素晴らしいものになっていました。みんなで何か行うときはうまくいかないことの方が多いかもしれません。そこを何とかしょうとすることが、皆さんを成長させます。4月からこの8ヶ月間で大きく成長していると感じます。

1月8日、元気に登校してください。

 

国際理解講演会を実施しました

JICAの職員であった山田健氏をお招きし、国際理解講演会を実施しました。山田氏は長くJICA職員としお勤めになり、オーストリア、アフガニスタン、エチオピア、ボツワナなどに勤務されました。講演では、JICAの仕事内容や各国の様子などのお話があり、「国際理解のために必要なこと」として以下の点を挙げられていました。

 ・理解できない他者を受け入れる寛容さ

 ・言葉だけでないコミュニケーション(あいさつや笑顔など)の大切さ

 ・相手の歴史や文化を知ること

 ・日本の政治、経済、社会を知ること

本校生徒からも多くの質問がでて、JICAや海外のことに対する興味関心の高さが表れていました。

和国通信10月号を発行しました。

和国通信10月号を発行しました。今回は、「伝統」について書かせていただきました。目に見えない「伝統」を引き継ぐのは大変なことですが、本校では上級生から下級生に多くのものが引き継がれています。「他人のことに気を配り手を差し伸べること」が自然に行われているのが本校です。

 R6⑤和国通信10月号.pdf

 

第3回学校説明会においでいただきありがとうございました

 本校第3回学校説明会に、お足元の悪い中、約1000名もの中学生の皆さん、保護者の皆さん、そして中学校の先生方にご来校いただきありがとうございました。

 説明会に参加された皆さん、本校の様子はいかがだったでしょうか。

 お話したとおり本校の自慢は「生徒」です。この説明会の司会や、説明、誘導等も、自ら申し出た生徒たちによるものです。彼らは本校の魅力をみなさんと共有したいとの想いで手伝ってくれております。

 ぜひ来年の4月から皆さんが本校生として和国で学ばれることを期待しています。

2学期が始まりました

                 

 校舎東側の外壁塗装工事が終了し、2学期が始まりました。                                

 夏季休業中は多くの本校生徒の活躍がありました。少林寺拳法部は女子団体演武の部でインターハイ優勝、フェンシングの岩橘英莉花(2年)さんがフルーレの部でインターハイ第3位、競技かるた部の鎌田千優(3年)さんが、埼玉県選抜の一員として全国高等学校総合文化祭で第8位(奨励賞)と活躍してくれました。本校生徒は、部活動と勉強や学校行事と両立して頑張っています。                                             

 また、多くの生徒が海外研修にでかけました。本年は、フィリピン、オーストラリア、イギリス、ベトナムの4つのコースに約80名の生徒が参加しました。本日、海外研修の報告会があり、それぞれのグループから趣向をこらした発表がありました。「実際現地に出かけその国が抱える課題を考える契機になった」「ホストファミリーとの暖かい交流ができた」「日本の良さを再認識できた」など、まさに本校のモットーである、゛Read, See & Think ” を実感した研修だったと思います。

 

【2学期始業式校長講話】

 皆さん、おはようございます。校長の堀です。                                                                      本日から2学期がはじまります。
また暑さを避けるために、リモートによる始業式となります。                           
皆さん、夏休みはいかがでしたか。大きな事故等もなく、皆さんがこうして2学期を迎えられたことをうれしく思います。

  さて、夏季休業中、部活動では、インターハイや全国総文祭での活躍が光りました。

少林寺拳法部が女子団体演武の部で優勝、女子単独演武の部で3年3組 川田磨凜さんが4位入賞を果たしました。また、フェンシングの2年8組 岩橘 英莉花さんがフルーレで3位になりました。総文祭では、3年5組の鎌田千優さんが埼玉県選抜のメンバーとして奨励賞全国8位となりました。

 本校の生徒は部活動だけやっているわけではありません。勉強や学校行事にも全力でがんばっています。そんな中でこの成績はたいへん立派なものであります。

 また、海外研修関係では、フィリピン、オーストラリア、イギリス、ベトナムと多くの生徒が研修に出かけました。たいへん貴重な経験をされたと思います。ぜひ、周りの人たちとその経験を共有してください。そして、日々の高校生活に生かしてください。

    さて、今年の夏はパリでオリンピックが開催され、今も、パラリンピックの熱戦が続いています。皆さんの中にも応援に熱中して睡眠不足になった人もいるでしょう。オリンピックで金メダルを取ることは大変すばらしいことであり、栄誉なことです。しかし、金メダルを取れずに敗れた人の中に、人間的にも素晴らしい振舞をした人もたくさんいました。今日は“Good Loser”という話をします。

 高校野球の名門校に仙台育英高校という学校があります。一昨年は甲子園優勝、昨年は準優勝でしたが、今年は地区大会で敗れ甲子園出場は叶いませんでした。宮城県大会決勝で敗れた時の仙台育英高校監督の須江航さんのお話を紹介します。

  須江監督は野球部の部員に対して、「甲子園の頂点まで2年連続、ひとつは達成してひとつは指をかけた。しかし、自分たちの時に甲子園に行けないというのは、ある意味3年連続甲子園に行けないよりも、僕は苦しいことだと思うし辛いことだと思う。でも、そういうなかで、あなたたちは、優勝した聖和学園さんをちゃんと称えられた。昨年、甲子園の決勝で慶應高校に負けた時、『“Good loser”(良き敗者)であれ』という話をしたが、皆さんも伝統として負けた時の振る舞いを繋いでくれたのは嬉しい」と選手たちの相手を敬う姿勢を褒めました。  

 さらに、須江監督は「あなた達を支えてくれて、育ててくれた人に対して、今日は大切なタイミングだから感謝の気持ちを伝えてほしい。優勝した時とか勝った時じゃない。今日負けた時に伝えることが大事。勝った時に勝ちましたという報告よりも、負けた時に感謝をちゃんと伝えられる。それは、絶対に欠かしてはいけない」と、「感謝の気持ちを伝える」ことの重要性を話しました。

 皆さんも、これからの人生は失敗すること、敗者になることもあるかもしれません。そんな時、「自分はだめだ」と自分だけの世界に入ってしまって嘆き悲しむのではなく、周囲を見渡し、相手を称えたり称えたり、自分を支えてくれた人に感謝することを忘れないでほしい。まさに、“Good loser”が人生の“Good Winner”になるはずである。

 さて、3年生は、いよいよ和国で授業を受けるのもあと半年です。受験に向かう不安はあるでしょうが、全国の受験生みんな同じです。苦しい時は周囲を見渡してください。いままで頑張ってきた友人たちと頑張ってください。

   2年生は、11月に修学旅行が控えています。勉強・部活・学校行事すべてを自分たちが牽引する気概を持ってがんばってください。

 1年生も、学校にも慣れ自分のペースをつかめてきたころだと思います。ぜひいろいろなことにチャレンジしてください。もちろん失敗しても大丈夫、そこから学べることも多いはず。 “The only failure is not to try” の精神でがんばってください。

 

  

                                                                               

1学期が終了しました

 本日で1学期が終了しました。和国生は何事にも一生懸命に取り組みます。部活動を頑張る生徒、生徒会活動や委員会活動に頑張る生徒、学校行事に頑張る生徒、語学を頑張る生徒、ボランティアに頑張る生徒、枚挙に暇がありません。どんな生徒も日々の勉強をしっかりこなしたうえで、それぞれの興味関心があることに全力で取り組みます。和国の教育活動は生徒を大きく成長させます。

  

令和6年1学期終業式校長あいさつ                            

  第1学期も今日で終了します。皆さんにとって、この4カ月はどうでしたか。 皆さんは、勉強を中心にしながら部活や学校行事によく頑張ってくれました。

    まずは部活動ですが、どの部活動もよく頑張りました。確かに、部活動と勉強との両立は大変ですが、部活動をやり通すことの意義は大きなものがあります。先ほど表彰、壮行会を行いましたが、全国大会に出場する部活動は、ぜひ日頃の成果を発揮して頑張ってください。

   学校行事については、6月の文化祭がありました。昨年以上の4400人余りの方に来場していただき、大変盛り上がりました。各クラスや部活動等が趣向を凝らしたいへん素晴らしかったです。裏方として一生懸命働いていただいた実行委員や委員会の皆さんもご苦労様でした。

   また、和国生の素晴らしさも実感しました。5月には、駅で中学生が、変質者に会い困っていたところ助けてくれた生徒がおり、6歳の女の子が自転車で走っていて転んでしまい大泣きしていたところ、自転車を起こし助けてくれた生徒もいました。リーダーとはどんなに小さなことであっても、ほかの人のために自ら行動できる人です。この生徒のようにすぐ行動できる生徒こそリーダーといえるでしょう。このような和国生をたいへん誇らしく思います。

  今日は、「物事を多面的に見ること」について話したいと思います。 ロシアとウクライナの紛争を例にとりましょう。紛争はすでに約2年半が経過し、解決の糸口もなかなかつかめないままです。日本国内のニュース等では、片方の国が一方的に他の国を攻めているといった、一元的な見方の報道がされています。しかし、現実問題として、国際紛争は非常に複雑であり、一つの側面だけでなく多面的な視点からその背景や原因を理解することが重要です。ロシアとウクライナの紛争は地政学的、歴史的な要因から生じており、両国の過去の関係や地域の構造なども考慮する必要があります。また、イスラエルの紛争も同様で、宗教的、政治的な要因が絡んでおり、中東地域の複雑な情勢や宗教間の対立なども考慮する必要があります。

  ニュースや報道などでは、どうしても一方的なものになり、それを鵜吞みにすると、考えや価値観を偏ったものになってしまいます。伝達媒体の背景にある思想や政治的なものも考慮する必要があります。複数の情報源にあたり、多面的な見方をすることの重要性を理解してもらいたいです。そしてそれぞれの背景をより広くかつ深く学ぶことも必要です。それには、読書をすることが必須です。夏休みは多くの時間があります。ぜひ、書物にあたる時間も多く取ってくれればと思います。 

 最後に、夏休みに入るにあったって、それぞれの学年の皆さんにお話しします。

 3年生にとっては、いよいよ受験本番です。高校時代を振り返ってみたときに、記憶に残るくらい勉強してください。自分の時間のすべてをひとつのことに集中できることは長い人生でもそんなにはありません。勉強だけできる苦しさとそして幸せを感じながら、心と体の健康管理をしっかりして頑張ってください。

  1,2年生にとっては、様々なことに挑戦して頑張れるときです。部活動しかり、勉強しかり、自分の興味のあるものに全力で取り組んでください。まさに、The only failure is not to try. です。また、この時期に考えてもらいたいことは、将来のことです。皆さんは漠然と大学に行くと考えていませんか。その先のことをぜひ考えてください。将来どんな仕事をしたいか、そのためにどんな道があるのかを考えることが必要です。夏休みは時間がたくさんあります。そのための時間にしてください。

 9月2日、元気に登校してください。

   R6③和国通信7月号.pdf                                           

 

 

和国通信6月号を発行しました。

生徒たちは今週末の文化祭に向けて最後の追い込み中です。皆様方のご来場をお待ちしております。

和国通信6月号を発行しました。今回は「真の教養とは」という題で書かせていただきました。最短距離で時間をかけずにゴールを目指すことも一つの手段ですが、「すぐ役に立つものは、反面、すぐに役に立たなくなる」という言葉があるように、回り道をしても、無駄かもしれないことをしても、実は将来すごく役に立つということを先人たちは知っています。「和国通信」ぜひお読みください。

 R6②和国通信6月号.pdf

和国通信を発行しました。

新学期が始まり約1ヶ月が経ちました。新入生たちも部活に入部し忙しい日々が始まりました。早く学校に慣れて和国生としていろいろなことに挑戦してほしいと思います。改修工事でいろいろと不便をかけていますが、頑張っている皆さんを応援しています。和国通信第1号を発行しましたのでご覧ください。                                                   

   R6①和国通信4・5月合併号.pdf