2023年度 最近の出来事

最近の出来事 2023

令和5年【和国生ホストファミリー体験記】~ジャンドルメッソン高校~

こんにちは。国際教育部です。

今回は、ホストファミリーとして、フランスからの短期留学生を受け入れた和国生の体験記を掲載いたします。

10月から11月にかけて、フランスのジャンドルメッソン高校の生徒10名を短期留学生として受け入れました。ジャンドルメッソン高校の生徒たちは、和国生の家庭にホームステイをしながら、和国に通学しました。

3週間の滞在となりましたが、2学期中間考査と時期が重なってしまったため、ホームステイ自体は3週間、和国への通学期間は2週間でした。

和光国際高校への入学を考えている中学生のみなさん、ホストファミリーの経験ができるのも、和国ならではの特色です。和国に入学した際には、ぜひホストファミリーの経験をしてみてはいかかでしょうか?

【1学年女子生徒】私は今回フランス人留学生を3週間受け入れました。前回1学期にアメリカから来た留学生を受け入れたのですが、今回は3週間ということもあり、苦労したことはたくさんあったけれど、前回よりも留学生との交流が多くできたので、本当に充実した楽しい時間を過ごすことができました。今回のこの経験を通して、フランスと日本の文化の違いを学んだり、日本語の難しさを改めて実感したりするなど、気付かされることがたくさんありました。そしてなによりジャンドルメッソンから来てくれた生徒たちはみんな、日本に来ることを夢見ていた人たちばかりで、日本語を一生懸命学んで、日本を誰よりも大好きでいることに本当に心を動かされ、それがとても嬉しかったです。改めて日本の文化や日本人の道徳心を誇りに思うようになりました。それから、2週間クラスメイトにたくさん助けてもらいました。学校での勉強を手伝ってくれたり、どこかに連れて行ってくれたりするなど、クラスメイトをはじめたくさんの人が彼を暖かく迎え入れ、たくさん協力してくれたおかげで、彼にとっても私たちにとっても、素敵な2週間を過ごすことができたと思います。今後もまたこのような交流を経験していけたらと思っています。今回も本当にありがとうございました。

【1学年女子生徒】私は、ラミスというフランス人留学生を3週間受け入れました。先生がこのプログラム前にフランスは「表現の文化」とおっしゃっていたように、ラミスはフランス人らしい素直な表現をする人でした。ラミスは日本語が上手ということもあり、いつも人と話すときは楽しそうにしていて、明るかったです。しかしながら、日本は「察する文化」なので、学校でのクラスメイトとの交流は思い通りにいかない様子も見られました。私は、今まではあまり他者から自分に対して興味を持たれないことが楽だと思っていましたが、ラミスに会ってからそのように感じていない人もいるということに改めて気づかされました。私とラミスはKpopなどの音楽が好きという共通の趣味があっりました。趣味が似ていることもあり、一緒にYoutubeを見ている時も「この動画見たよ!」とか、「この曲が好き、一緒だね!!」みたいなことがよくあり、国は離れていてもこのような文化の交流によって通じることができるのだと思いました。また、私の部活(吹奏楽部)のミニコンサートに来てくれて、「今までで最も素晴らしいshowだった」と言って、楽しんでくれたことがとても嬉しかったです。ラミスと過ごす学校生活では日本語だけでなく、スペイン語、英語、アラビア語などのたくさんの言語を話せることや、私の苦手な歴史の知識が豊富なところをみると、同じ高校生ですが、尊敬する面が多かったと感じています。この体験を通して私が強く感じたことは、日本人には偏見が多すぎるということです。留学生受け入れが始まる直前に、私たち家族は彼女がムスリムであることを知りました。事前に先生からいただいたプロフィールからは「肉が嫌い」ということしかわかりませんでしたが、メールのやりとりを通して彼女はハラルフードしか食べられないことがわかりました。そのことを知った母は、すぐにハラルフードについて調べ始め、厳しく宗教にしたがっている場合だとアルコールを摂取できないこと知りました。家にある調味料を調べてみると日本料理には欠かせない醤油、白だし、ポン酢、みりんなどにもアルコールが含まれていました。母は、「こんなにも食べられるものが限られているのならば、和食を食べてもらうのは難しい」と言いました。私と姉は、「本人に聞いてみるまではわからないから勝手に決めつけてはいけない」と母に言いました。私は、英語の授業の中の『Satoko and Nada』を通して宗教のことについて学んでいたので、彼女のことをよく知らないのに彼女のことを判断するのはよくないと思いました。実際にラミスに会ってみると、彼女はヒジャブ(スカーフ)をつけていないし、飲み物としてでなければアルコールを摂取することはあまり気にしていませんでした。また、友達に、「ラミスが私の家にホームステイするから仲良くしてあげてね」と言うと、「英語ができないから難しいかも」と言われたこともあります。国際高校に入っておきながら英語に苦手意識があることは非常に悲しいことですが、それ以上に外国人は日本語があまり話せないと考えてしまっていることの方が悲しいことだと思いました。このようなことを通して、国際化を進める上で重要なことは外国語や外国について知識をつけることよりも、まずは偏見を取り除いて、外国人のことを理解してみようとする意識を持つことだと気づきました。本当に有意義な3週間でした。機会があればまた受け入れをしたいと思います。

【1学年女子生徒】私は今回が初めての留学生受入れでした。留学生が来る前はメールとラインを使ってやり取りをしました。実際に会って話をするとすぐ打ち解けることができました。私と彼女は笑いのツボが同じだったので、毎日同じタイミングで笑ってすごく楽しかったです!一緒に浅草、モーターショー、夏祭り、アニメイトなどの場所に行きました。どの場所に行っても彼女はたくさんの事に興味を持ち、様々な質問をしてくれました。そのような彼女の姿に私はとても感動しました。どんな事にも挑戦する彼女の姿を見て、「私も頑張ろう!!」と何度も思いました。また、私が一番楽しかった時間は毎日の夕食の時間です。夜ご飯を食べながらフランスの事や学校の事を教えてくれました。そんな他愛のない時間が本当に楽しかったです。今回の受け入れでは留学生の一生懸命な姿から学ぶことがとても多かったです。また、長いようでとても短い3週間でした。この経験で学んだことを、これからの学習や生活に活かしたいと思います。

【2学年女子生徒】言葉も生活習慣も違う人と過ごした3週間は、長いようであっという間に過ぎました。私も彼女もあまり自分から話しかける方ではなかったのでずが、共通点を見つけたりして話を広げました。私は、なるべく日本語かフランス語で話をしたかったのですが、結局英語を使う機会が一番多かったです。もう少し日本語で話しかけるべきだったかなと反省しています。家族は、食生活などで彼女に大変気遣いをしてくれました。特にフライが美味しかったそうです。母はフランス語だけでなく英語もほとんど喋れませんが、なぜか楽しくコミュニケーションがとれていたので驚きました。帰国後すぐ彼女からメールが来て、「もう日本が恋しい」と書いてありました。日本滞在が楽しい思い出として残ってくれて、ホストファミリーになってよかったと感じました。これから先、海外の人と交流することはたくさんあると思いますが、同じ家で生活する機会はほとんどないと思います。とても貴重な経験になるので、みなさんもぜひ体験してみてください。

【2学年女子生徒】私の家に迎え入れた生徒は、日本語はかなり簡単なものだけが通じ、英語もあまり通じず、私が第二外国語でフランス語をとっているわけでもないので、正直に言ってしまうとコミュニケーションをとるのがかなり難しかったです。なので、基本はボディランゲージや実際のものを見せて日本語を伝えたりするなどしていましたが、どうしても伝わらないことや大切な伝えるべきことや相談などは、音声通訳アプリを使っていました。でも、よく使う日本語や簡単なものなどはどんどんと覚えていって、最後の方には「最初の方よりも全然違う!」とわかるくらいにスムーズに会話やコミュニケーションがとれていて、家族みんなで喜んでいました。また、受け入れるにあたって、私たちの家はリビングの隣にある和室をまるまる留学生の部屋にして、使ってもらいました。ただリビングにあるテレビの音がダイレクトに聞こえやすかったり、話し声や笑い声も聞こえやすかったので、留学生が部屋に行ったらテレビの音量は1や2くらいにして、話すのも静かにする、などと配慮してその期間は過ごしていました。私の家はたくさんのルールがあるわけでもないので、基本的に自由に過ごしてもらい、またお互いに本当の家族のように接して一緒に楽しく過ごしました。平日の夜や休日には色々なところに出かけたり、泊まりに行ったりもして、短い間でしたが本当にたくさんの思い出ができました。最後は別れるのが本当に悲しく、こっちも「我が家にずっと居てほしい」、留学生も「まだここに居たい」と、終わりの日が近づいてくると毎日言っていたくらいです。最後のお見送りの本当の最後になってしまうときはみんな泣いてしまいましたが、「きっとまた会おう」と話しました。このように、一生の家族のような存在ができるくらいの、とても充実した素晴らしい受け入れの3週間でした。先生がしてくださったマッチングも、本当にとてもぴったりだったと思います。今回、様々な交渉で親を納得させ、なんとか承諾を得て出来た留学生受け入れでしたが、この体験ができて本当に良かったし、一生の宝物になると思います。改めて、関わってくださった皆様、本当にありがとうございました。

【2学年男子生徒】《平日の過ごし方》滞在中の平日は学校の友達とご飯に行ったり、フランス人と遊びに行ったりしていました。もちろん家にすぐ帰る時もあり、その時は家でご飯を食べました。《大変だったこと》留学生とは時々会話が通じない時があります。小さなことなら大丈夫なのですが、持ち物について一回伝わってなかったことがあり、少し大変でした。なので出発時間、持ち物など、大事なことについて話してる時はよく確認した方が良いです。《良いこと》相手の国について知れたり、特にフランス語を教えてくれたのが良かったです。会話は基本日本語で頑張りましたが、難しい時ももちろんありました。そういう時は相手を理解する練習と難しいことを簡単に説明する練習になると思います。自分も、自分の能力も成長させることができる良い機会だと思います。みなさんも受け入れ参加しませんか?

【2学年男子生徒】とても有意義なものになりました!フランスの人に英語で日本のことを説明するのも、日本のことを深く知るきっかけにもなり、また他国の価値観や、生活スタイルなどを知ることが出来ました。自分の語学能力やボキャブラリーを試す機会にもなったので尚良かったです。次はもっと流暢な英語で話して、聞き返されたり、意味がわからないということを少なくしたいです。また自分のリスニング力の低さを痛感したので、リスニング力を鍛えていきたいです。自分の英語力を詳しく知るいい機会になりました。

【2学年男子生徒】今回のホストファミリーの体験を通して、フランスの文化を知ることができました。言語の壁を実感しましたが、とても価値のある経験になりました。

【3学年女子生徒】私は2週間、フランスからの留学生の受け入れをしました。家族の事情により、3週間から2週間の受け入れになりましたが、とても有意義な時間を過ごしました。私はこの受け入れを通して多くのことを学ぶことができたのですが、その中でも2つ紹介しようと思います。1つ目は日本の文化・歴史を再発見できたことです。留学生は平日は他の学生と一緒に学校で授業を受けていましたが、休日は家族全員で小旅行をしました。東京から静岡まで3日間の中で様々な所を回ったのですが、回りながら「まだまだ知らない所が日本にはある」と強く感じました。その中でも、留学生はとても勉強熱心で日本のことを学ぼうと一生懸命でした。しかし、私はその場所について聞かれても答えてあげられず、両親に頼ってばかりになってしまっていました。そこで、コミニュケーションの手段として言語を学ぶのはとても大事なことではあるけれども、伝える内容を知っていないと言語を知っていても使えてはいないと感じました。これからも日本の文化・歴史を分かりやすく伝えられるように多くの事を吸収していきたいと思いました。2つ目は、物事を伝える力を鍛えることができたことです。家族全員がこの力の大切さを学ぶことができました。フランス語ができる人は誰もいなかったため、日本語と英語を使ってみんなが一生懸命伝え合うことができました。人によって物事の感覚が違うので、「これって伝えるべき?」ということでも1個1個伝えることでお互いにとって気持ちの良いホームステイにすることができたと思います。留学生の子は日本の文化だけでなく、日本語を学びたいという気持ちがとても強く、こちらも教えてあげたいという気持ちを引き出してもらえました。英語としてだけではなく、日本語としても物事を伝えることの大切さを実感しました。私は今までホームステイもホストファミリーもしたことがなく、どのようになるのか全く想像がつかなかったのですが、留学生のおかげで実りのある期間になりました。この体験記を読んで1人でも留学生を受け入れたいという人が増えてくれれば良いなと思います。そして、日本に興味を持って学びたいと思ってくれている多くの留学生たちに、来日する機会ができてほしいなと思います。

【3学年女子生徒】私は今回初めて留学生を受け入れて、多くのことを彼らと共に経験できました。特に印象深かったことは、彼らが日本にとても興味を持っていて、多くのことを学ぼうとしていたことです。彼らはなんでも「すごい!」、「面白い!」と私たちにとって当たり前のことを、色々な角度から見ていました。日本にいるだけでは気付くことはないであろう、様々な考え方に触れることが出来て、とても勉強になりました。また日本の文化や伝統を好きだと言ってくれて、その言葉が何よりも嬉しかったです。 私は彼らと関わることで、日本をもっと素晴らしい国にしていきたいと思いました。そして、彼らの文化や伝統、価値観についてもっと深く知りたいです。 このような経験は、たくさんの留学生を受け入れている和国だからこそできることだと思います。少しでも興味がある人はぜひ留学生を受け入れてほしいです!

【3学年女子生徒】私は入学当初から留学生の受け入れに興味がありましたが、実際に受け入れをしたのは今回が初めてでした。そのため、「3週間も一緒に生活できるのか」、「登下校中何を話したらいいか」など不安なことが沢山ありました。しかし、実際に留学生が来てからはそんな不安は一切なくなり、楽しく過ごすことが出来ました。また、私が日本語や日本文化について教えるだけではなく、留学生からもフランス語やフランスについて教えてもらえて勉強にもなりました。お別れのときには3週間が短く感じてしまうほどとても充実した時間を過ごせました。私自身の成長にも繋がる良い経験になったと思います。

 

武蔵大学国際教養学部 出前説明会

 武蔵大学国際教養学部長 東郷賢教授にお越しいただき、本校にて出前説明会を実施しました。国際教養学部の特徴だけでなく、なぜ大学に行くのか、やってみたい仕事から逆算して学問を選ぶことなど、大学を選ぶうえで大切なことを話していただきました。武蔵大学は和国生にとっても関心の高い大学であり、学部長からのわかりやすい話を伺うことができ、とても有意義な時間になりました。

 和国では本日より三者面談が始まりました。将来に目を向け、やってみたい仕事から逆算し、よりよい進路を築いてほしいと思います。

 

少林寺拳法部 新人大会 6年連続女子総合優勝

少林寺拳法部 新人大会 6年連続女子総合優勝

11/23(水)に城北埼玉中学高校で新人大会が行われ、1年単独演武で男子1人、女子1人。1年組演武で女子1組、2年単独演武で女子1人、組演武で女子1組。女子団体演武とあわせての合計6種目で10名が全国大会出場を決めました。出場した種目全部で1位を獲得し、女子総合優勝することができました。特に男子が1位を獲得したことは和国の少林寺拳法部にとって快挙と言える出来事です。12/17(日)に神奈川県の寒川アリーナで行われる関東選抜大会の結果によっては、さらに多くの部員が3月に香川県で行われる全国大会に駒を進める可能性があるので頑張りたいと思います。

 

男子自由単独演武

1位 竹内 友維(志木市立志木中)  <関東大会・全国大会出場

3位 長峯 魁児(三芳町立三芳東中)  <関東大会出場>

 

女子規定組演武<1年生の部>

1位 藤田 渚(戸田市立戸田中)・山口 詩絵(草加市立新田中)組 

     <関東大会・全国大会出場>

 

女子自由組演武<2年生の部>

1位 熊木 咲(富士見市立東中)・名田 珠希(さいたま市立大成中)組

      <関東大会・全国大会出場>

2位 多田 梓(和光市立大和中)・千葉 優莉香(ふじみ野市立大井中)組  

     <関東大会出場>

 

女子規定単独演武<1年生の部>

1位 髙橋 麻希(志木市立志木中)  <関東大会・全国大会出場>

2位 上原 弓奈(ふじみ野市立福岡中)  <関東大会出場>

 

女子自由単独演武<2年生の部>

1位 川田 磨凜(越谷市立富士中)  <関東大会・全国大会出場>

2位 横井 咲乃(越谷市立武蔵野中)  <関東大会出場権獲得>

 

女子団体演武

1位 坂巻 杏奈(富士見市立富士見台中)・澤田 明果(ふじみの市立大井中)・千葉 優莉香名田 珠希川田 磨凜多田 梓熊木 咲岩渕 花(和光市立第三中)   

     <関東大会・全国大会出場権獲得>

 

第4回学校説明会

第4回学校説明会 ご来場ありがとうございました

 

 11/11(土)の学校説明会は、750名もの方にご来場いただき、誠にありがとうございました。今回は授業公開もあり、和国の授業を実際に見ていただきました。次回は1月27日(土)、本校にて個別相談会のみを行います。参加をお待ちしております。1/12(金)よりHPにて受付開始いたします。詳しくは「入試および学校説明会関係」のページを御覧ください。

 

外国語科の生徒による発表

進路指導部の話

生徒企画

校内ツアー

個別相談会

生徒による相談会

授業公開の様子

中国語授業体験

 

モロッコ大使館、フランス大使館訪問

こんにちは。

国際理解委員会の委員長2-7の井水里純夢です。

私達は11/14、埼玉県民の日にモロッコ大使館フランス大使館に訪問してきました。

毎年、国際理解教育の一環として、本校では希望者を募って、大使館訪問を実施しています。

大使館訪問は人気のプログラムで、今年も定員をこえる応募がありました。

モロッコもフランス語圏であるため、フランス語履修者が多く参加しています。

午前中にモロッコ大使館を9名で訪れました。

先日校内で実施したモロッコ地震の復興支援募金で集めたお金を直接届けるために訪問しました。

モロッコ大使館では、外交官のオスマンさんと日本人スタッフのお二人から、モロッコ地震のことや、モロッコで有名な日本人や、どうしたら大使館で働けるかなど、様々なことについてお話していただきました。

モロッコでは武術を習うのがポピュラーなようで、外交官のオスマンさんは柔道ができるそうです。

そして、なんと柔道家の嘉納治五郎のこともご存じでした。

オスマンさんは、とてもユーモアな方で堅苦しくなることはなく、とても楽しい有意義な時間になりました。

本校で集めたモロッコ地震復興支援金も、とても感謝してくださいました。

 
このバッチは支援金のお礼として頂きました。

日本とモロッコの国旗になっています。校章の隣にこのバッチがついている人はモロッコ大使館を訪問した生徒なので、和国生は、このバッチをしている人を見かけたら、今回の訪問についてたくさん質問してみてくださいね。

 

 午後は、フランス大使館に約20名ほどで訪問しました。

本一の面積を持つフランス大使館は、旧尾張藩の土地であるため、緑がとても豊かでした。

天井はガラス張りで自然の光を取り入れて電気の使用を最小限にしていました。

大使館の見学が終わった後は、広報部の日本人職員の方とフランス人大使館員の方とたくさんお話しすることができました。

最初のほうは、和国生からあまり質問のための手があがらなかったのですが、後半のほうは次から次へと質問が出て、とても活発な話し合いの時間になりました。

大使館で働くにはどうすればいいのかという質問や、フランスの教育制度など、幅広い分野についてお話をしていただきました。

フランス大使館も、大変勉強になる時間となりました。

今回の訪問は、フランス大使館のX(旧Twitter)で投稿されているので、ぜひ見てみてください。


大使館訪問は施設の広さを考慮して人数制限があるため、参加できる人が限られてしまいますが、ぜひとも皆さんに参加して欲しいと思えるくらい、とっても良い経験になりました。

国際高校に通っているからこそできるなかなかできない経験なので、将来国際系の仕事に就く予定のない人、大使館の国に興味がない人でも、どんどん参加して欲しいです。

そして中学生のみなさん、本校には大使館訪問以外にも、なかなか経験できない国際交流がたくさんあります!

魅力を感じた方は、ぜひ入学を考えてみては、いかがでしょうか。

フランス ジャンドルメッソン高校 farewell party by国際理解委員会

こんにちは。

国際教育部です。

11月9日(木)の17時半から、本校特有の委員会である国際理解委員会主催のジャンドルメッソン高校の生徒たちへの送別会を行いました。

フランスからの短期留学生10名の最終登校日にホストファミリーも招いて、視聴覚室で送別会をしました。

6時間目に全校生徒で送別会をしましたが、放課後はホストファミリーも招いての送別会となりました。

日本のお菓子を用意して、好きなお菓子を選んでもらいました。

日本のお菓子を喜んでくれました。

ホストファミリー代表として、3年生の筑波さんと1年生の山口さんから、挨拶をしてもらいました。

国際理解委員会の委員長の井水さんからも挨拶をしました。

受け入れを担当した本校のフランス語専門教員の松田からも、挨拶をさせていただきました。

ジャンドルメッソン高校の生徒たちと一緒に校歌を歌いました。

国際理解委員会の有志メンバーによるソーラン節も披露しました。

ジャンドルメッソン高校の生徒たちも、国歌の『ラ・マルセイエーズ』を披露してくれました。

最後にジャンドルメッソン高校の生徒、ホストファミリー生徒、国際理解委員会メンバーで記念撮影しました。

ホストファミリー生徒は、約3週間家庭にフランスの生徒を受け入れました。

和光国際高校としては、中間考査後の2週間学校生活を体験してもらいました。

ジャンドルメッソンの生徒たちは、日本語や日本文化を学ぶ意欲が強く、授業もみな真剣に受けていました。

明るく優しい生徒が多かった印象です。

送別会が終わったあとも、和国生と留学生の話はなかなか終わりませんでした。

最終下校時刻が迫り、ようやく解散となりました。

日仏の学生にとって本当に貴重な経験になったと思います。

10名の留学生を受け入れてくださった保護者の皆様方、本当にありがとうございました。

翌日の朝6時40分に和光市駅に集合し、羽田空港に向かいました。受け入れクラスの生徒たちも、お見送りに駆けつけていました。涙涙で、最後のお別れとなりました。

またお互いに成長して、再会を果たしてもらいたいと思います。

文責 新井(国際教育部)

 

フランス ジャンドルメッソン高校からの短期留学生たちが来校

こんにちは。

国際教育部です。

10月27日(金)の13時半から視聴覚室にて、国際理解委員主催で、フランスのジャンドルメッソン高校からの短期留学生に向けたウェルカムパーティを開催しました。

国際理解委員の委員長2年井水さんより、フランス語で歓迎の言葉を伝えました。

副委員長の2年宗像君は、英語で和光国際高校の説明をしました。

副委員長1年の池畑さんは、英語で埼玉県の紹介をしました。 

ジャンドルメッソン高校の日本語教員の高井先生からもご挨拶していただきました。

高井先生は、ジャンドルメッソン高校で日本語を学んでいる生徒たち28名から10名を選抜して引率しています。

日本語を既に2年間勉強し、日本への訪問を待ち望んでいた生徒たちなので、みな日本語や日本文化へのモチベーションが高いです。

ジャンドルメッソン高校の生徒たちからも日本語で挨拶してもらいました。

国際理解委員とホストファミリーの生徒たちで、校歌斉唱をしました。実はフランスには校歌自体がないようで、新鮮なようです。

国際理解委員2年生チームのパフォーマンスは、クイズでした。工夫が凝らされたクイズで、盛り上がりました。

国際理解委員1年生チームのパフォーマンスは、折り紙教室でした。手裏剣を一緒に作りました。

最後に日本の高校の授業の始まりと終わりの挨拶の仕方をレクチャーしました。

フランスの高校生には、「お願いします」や「ありがとうございました」やお辞儀が新鮮に映ったと思います。

 

来週の土曜日から、2週間10名の生徒が和国生として一緒に学校生活を送ります。

1学年5クラス、2学年5クラスに所属して、授業を受けていきます。

ぜひ、日本を和国を楽しんでもらいたいと思います。

国際教育部 新井

中国語スピーチ大会出場!!

 10月15日(日)埼玉県日本中国友好協会主催「第44回中国語スピーチ大会」(埼玉県、中国大使館等後援)が浦和コミュニティセンターで行われ、朗読部門に本校の2学年の豊田実世さん、高橋るはやさん、木次夏々実さんが参加しました。朗読部門は申込時に音源が送られ10月9日に審査が行われており、豊田実世さんが「中学生・高校生の部」の1位となり未来賞を受賞しました。また高橋るはやさんが奨励賞を受賞しました。

 豊田さんは当日の本大会で1位受賞者として朗読を発表しました。この日の音源が全国大会にノミネートされます。豊田さんは「自分の練習したことを出せた。参加してみようと決めて練習をしたらできなかったことができるようになったのがわかった。」と話してくれました。

 当日見学に来ていた木次さんは「各部門中高生からご年輩の方まで出場していて刺激になった。上手な人はただ正確に発音するだけでなく意味と感情が伴っていると思った。」と感想を持ちました。審査の時間に狭山市の空襲を伝える語りを鑑賞することもでき、発表だけでなく学びの多い一日となりました。

 今大会のスピーチの大学生部門で1位を受賞した藤好美空さんは本校の卒業生30期生です。1月に行われる全国大会にノミネートされます。「和国での中国語の授業が私の中国語学習のはじまりです。当時教えてくださった先生方に本当に感謝しています。」と話してくれました。

 本校生徒の頑張りのみならず卒業生の活躍も見られた一日でした。

修学旅行四日目、五日目

 10日10日(火)の午前中は、F.W.班別研修の班を再び作り、「SDGsをより良く達成するために日本とシンガポールを何をすべきか」というテーマのもと現地の学生と一緒にディスカッションを行いました。

 事前学習として生徒が最初に行なったのは、シンガポールで行う各班のF.W.の目的がいかに社会問題と関連しており、またなぜその問題を解決するべきなのかをSDGsの目標と照らし合わせながら考えたことです。

第二に、その社会問題に対してシンガポールや日本ではこれまでどのような取り組みがなされていたのかを先行研究を調査しながら探究活動をしました。

最後に上記の先行研究を通してシンガポールと日本のSDGsに対する政策の良い点と課題点を整理することで各班のF.W.の目的を明確化し、そのF.W.を行う調査方法や予想される結果や考察も考えました。

 当日のディスカッションでは、F.W. で発見したことや感じたことを現地の学生と共有し、日本のSDGsに対する政策の良い点と課題点について話し合いました。そしてこれらを踏まえて「より良い社会の実現に向けて、お互いの国がそれぞれ学ぶべき点は何か」ついてディスカッションを行いました。

 どの生徒も積極的にディスカッションに参加しており、このF.W.で発見したことや感じたことを自分の言葉で伝えようとしていた姿が印象的でした。

 

 また自分の意見を一方的に言うだけでなく、現地の学生が話す内容に対して前傾姿勢になり耳を傾けて必死に話を聞く姿や相手に質問をして議論を深めようとしている姿も積極的かつ主体的な参加が反映されていると感じた光景でした。こうしたインタラクティブなコミュニケーションは現地の活動ならではのものです。相手の表情や仕草、ときにはペンを走らせるところを見つめたりしてフルに五感を使ったコミュニケーションを体験できました。

シンガポール校外学習における最後のメイン活動であり、総合的な探究との絡みで行なったこのディスカッション活動を通じて、1人でも多くの生徒がものの見方や考え方を広げることができたのでないか、と感じました。

 「B&S研修、最初はしゃべった事がない人と巡るのが少し憂鬱だったけど、おかげで新しい友達ができて良かった!」との声があり、生徒の明るい表情が多く見られました!

 午後はバスでオーチャード通りを散策です。地下四階まであるショッピングモールで昼食を食べたり、通りを歩きながらお土産を買っている生徒の姿が見られました。

 ホテルで荷物を取って夕食会場へ。

 その後はいよいよチャンギ国際空港から帰国です。

 チェックインした後、搭乗口付近でお店を見て回りました。飛行機に乗って明くる日の朝はもう日本です。少し名残惜しそうな顔も。

 11日火曜日の朝、羽田空港にA団とB団、成田空港にC団がそれぞれ無事に到着。生徒たちはみな元気な顔で家に向かいました。

 振り返るとあっという間のとても充実した五日間でした。

 生徒たちの成長がたくさん感じられた修学旅行でした。

 

 

 

 

 

 

 

修学旅行三日目

 10月9日(月)、修学旅行三日目はクラス内班別自由行動です。

 昨日は探求のテーマのための班別フィールドワークでしたが、今日はクラスの班でいろいろな場所を見て楽しみました。生徒の行動計画表の中から行った場所を挙げてみましょう。

 シンガポール植物園、フードオペラ、

 ブギスジャンクション、リバークルーズ、

 チョングバルベーカリー、カトン、シロソビーチ、

 メガアドベンチャー、サルタンモスク、竜山寺などなど……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 チェックポイントはA:国立博物館 B:ベイサンズ噴水 C:セントーサ島の三つの中から選び申告した時間に通過することになっています(上中央画像)。

 おや、ストリートピアノを弾いている人がいると思ったら和国生でした(下中央画像)。

 スーパーマーケットを見るのも楽しいですね(二段目左画像)。シンガポール以外のアジアの食材もあって興味が引かれます。昨日B&Sと行ったところをもう一度ゆっくり散策している班もありました。

 昼食は昨日のフードコートにない料理を選んでいる班もありました。

 明日の午前中はB&Sとディスカッションが予定されています。夕食の後は明日に備えて英語表現をチェックしている生徒もいました。いいディスカッションが展開されることを期待したいです。