2024年3月の記事一覧
1年外国語科SPRING ENGLISH CAMP
【3月23日(土)〜25日(月)英語キャンプ】
終業式の翌日から3日間、外国語科1年の2クラスで、英語キャンプを国立女性教育会館で実施しました。
英語キャンプは、和光国際高校外国語科の伝統的なプログラムです。
今年度は、様々な国々から来日し、東京大学や東京外国語大学、慶應大学等で学んでいる留学生のメンターを9名招き、ワークショップなどを通して様々なことを英語で学びました。
メンターは、アメリカや中国、フィリピン、コロンビア、スロバキア、ルワンダ、ザンビア、タイなど世界中から集まっています。多様なルーツを持つメンターとの対話や関わりから、世界についての視野も広げることができます。その点が今回のプログラムの魅力の一つです。
様々なテーマが学べるワークショップも魅力的でしたが、ダンスの時間も生徒たちは大盛り上がりでした。
2日目には、英語で4人のメンターに対して12分間で日本文化の紹介も行いました。
福笑いやカルタ、かごめかごめ、けん玉、将棋、浴衣、茶道、ソーラン節、折り紙など、どのグループも工夫を凝らしていました。
どのメンターも生徒たちにとても熱心に3日間向き合ってくれました。
素晴らしいメンターたちとの出会いから、生徒たちは多くの刺激を得られました。
本当に貴重な3日間になりました。
集中的に英語を使い続けたことで英語のスピーキング&リスニング能力も伸びたと思います。
文責 新井(地歴公民科)
国際理解講演会『在日モロッコ大使館文化参事官ズバイダ・クライマさん出張講義』
3月14日(木)の3限と4限を使い、国際理解講演会を実施しました。
本校では、2学期の間に国際理解委員会の生徒が中心となって、クラスの生徒にモロッコ地震のための救援募金を募り、11月14日に集まった募金をモロッコ大使館に届けました。
今回はそのお礼として、文化参事官のズバイダ・クライマさんが講演をしてくれることになりました。
モロッコの公用語はアラビア語とベルベル語ですが、フランスの植民地だった関係でフランス語もよく話されています。
ズバイダさんは、本校でも履修者の多いフランス語で講演をしてくれたので、部分的に聞き取れていた生徒もいたと思います。日本語への通訳は、外国語科フランス語専門の松田先生が行いました。
ズバイダさんはモロッコの文化を日本との共通点などを通じて教えてくれました。
また、モロッコ経済については、ジブラルタル海峡をはさんでヨーロッパと近いため、自動車産業を中心とした工業を発達していることや、太陽光発電などの持続可能エネルギーにも力を入れており、東京ドーム2000個分のアフリカ最大の太陽光パネルがあることも教えてくれました。
モロッコは治安が安定していることもあり、75社の日本企業がモロッコに進出し、モロッコの雇用創出に貢献していることも教えてくれました。
モロッコ料理のおいしさは世界的にも有名で、多くの外国人がモロッコのことを料理を通して知ってくれているそうです。
代表的な料理は、やはりタジン料理です。タジンとは、「鍋」という意味があるそうです。
パイ生地の中に鶏肉をいれて、砂糖やシナモンをまぶしたスイーツもとてもおいしそうでした。
モロッコの街並みもとても魅力でした。
質疑応答の時間では、多くの生徒から質問が出ました。
たくさんの生徒がモロッコに興味を持ったようです。
最後に国際理解委員長の井水さんから、フランス語と英語でクライマさんにお礼の言葉を伝えました。
講師が退場された後は、3月16日(土)に出発するアメリカロングビュー研修に参加する10名と、フランスオンブローザ研修に参加する4名の壮行会を行いました。
アメリカ研修の団長の2年普通科小倉君は英語と日本語で、フランス研修の団長の2年外国語科本橋さんはフランス語と日本語で、決意表明を行いました。
14名は3月31日まで和国生を代表して、海外研修に参加してきます。
現地では、ホームステイをしながら、フランスやアメリカの高校に通学します。
楽しいことだけではなく、大変なこともあるかとは思いますが、国際社会で必要とされるグローバルリーダーに近づけるよう、色々なことに挑戦し、学びとってきて欲しいと思います。
文責:新井(国際教育部)
1学年外国語科『SPRING ENGLISH CAMP KICKOFF MEETING』
こんにちは。
外国語科1年8組担任の新井です。
3月4日(月)1限のLHRに、1年外国語科の2クラス対象に3月23日から25日にかけて行われる『英語キャンプ』のキックオフミーティングとして、事前学習の第一回目を行いました。
学年主任や引率教員からの話の後に、三日間のプログラムについての説明を行いました。
「英語キャンプ」と銘打ってますが、「英語」だけを学ぶ合宿ではありません。
本校のスクールアイデンティティは、「国際社会で必要とされるグローバルリーダーの育成」です。メンターの方々と3日間過ごす中で、英語以外のことも学び、グローバルリーダーになるための教養を深めてほしいと思っています。
8名のメンターは、アメリカ、タイ、中国、ルワンダ、スロバキア、コロンビア、ザンビア、フィリピンなど、まさに世界中にルーツを持った方々です。
第二言語として英語を習得された方々がメンターには多く、英語を介して様々なバックグラウンドを持ったメンターの方々から、学ぶことができます。
メンターの方々は、東京大学や東京外国語大学、慶應大学などで学んでいます。英語キャンプでは、メンターの専門分野についての授業を受けることもできます。アメリカのボストン在住の名門ハーバード大学の卒業生のメンターとオンライン授業も実施します。
3日間は、2クラスを10人ずつの8つのグループに分けて、それぞれのグループに担任としてメンターがついてくれます。
本日はグループのメンバーを発表して、顔合わせとグループリーダーの決定を行いました。
担任のメンターとはグループで一緒に食事をしたり、ホームルームを行うなどして、過ごします。
きっと濃密で貴重な3日間になるでしょう。
今年は、コロナ禍前に利用していた嵐山町の国立女性会館で実施します。
外国語科の生徒として、1年間学んできたことの集大成にできるよう、英語漬けの三日間を過ごしてきたいと思います。